| アジサイ(紫陽花)について ユキノシタ科 学名:Hydrangea macrophylla アジサイは午前中陽が当たり、午後は木陰となるような場所が良いとされていますが、 西洋アジサイは特に乾燥がひどいところ以外は、大抵の場所で育ちます。 しかし花色は白以外は、思い通りには出ず不安定です。アジサイは「七変化」の名のとおり、時期により花色は変化します。 咲き始めは白っぽく、やがて品種固有の色に変わり、最後は緑色になりますがドライフラワーとして楽しめるものも有ります。 又アジサイは酸性土壌の場合は、土の中にあるアルミニウムが溶け出し、 植物体内に吸収されてアントシアン色素と結合して青色を出します。 アルカリ性土壌の場合はアルミニウムが溶けず吸収されない為青色は出ません。 PH(水素イオン指数)5,5〜6,0がアジサイの適値ですが、青色はPH5,0〜5,5、赤色はPH6,5程度が発色に適しています。 つまりリトマス試験紙の逆です。但し白系の品種はいずれの土壌でも花色は変化しません。 又PH(アルカリ度)が高すぎると、葉の色が悪くなるなど生育不良となります。原産地は日本です。 又世間一般に花と呼ばれる部分は、装飾花といい元々はガクだったそうです。 本当の花の部分は両性花(両全花)と呼ばれる部分にオシベ10本、メシベ3本と一緒に可愛く4枚あります。 (豆知識) アジサイの花には解熱効果が有り、乾燥した花約10g程度を水で煎じ、1日3回位温かいままで服用します。 更にアジサイの特徴はなんといってもその色ですが青紫色のアジサイの花は、その色を眺めているだけで五臓の肝に作用し、体の疲れをとってくれるそうです。梅雨時のじめじめした季節にアジサイの爽やかな色は、人々を元気付けてくれるでしょう |
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| リンドウ(竜胆)について 学名 : Gentiana pp. リンドウ科 リンドウ属 耐寒性の多年草。 原産地 ・自生地 : 日本で本州、四国、九州の山野の草原や土手の草むらで、日本には、18種自生しています。 又シベリア、中国、朝鮮半島に分布し約400種類がある。 リンドウは元来秋の花の代表の一つですが、特徴としては草丈は30〜40cm程(切花で使用されるものは高性系)で ラッパ状の花を上向きに咲かせます。 リンドウは今までは自殖劣勢(自己の花粉で受精する能力をもつもの)を長く続けると、 品質保持が難しいとされてきましたが、最近では葉片培養(岩手県)、 プロトプラスト培養(熊本県)等による増殖技術も確立されてきています。 次にリンドウ(鉢物)は日当たりの良い場所、水を好み乾燥を嫌います。ですから冬場も水遣りが必要です。 (豆知識) リンドウの根は、古くから健胃剤等漢方薬に利用され、近年では糖尿病性角膜障害、胃液分泌抑制、 肝臓障害等にも効果が認められると言われていますが、最近新たにガン細胞の増殖抑制効果があることも判明されました。 今まで産地ではリンドウの根は切り刻んで土に戻していましたが、 なかなか腐食しないリンドウの根は生産者にとっても厄介物でしたが、これで新たな用途として生まれかわるかもしれません。又岩手では、赤色リンドウの新品種を開発中との事です。 |
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| 松について(千葉県産)
市場に出荷される松は、まず4月頃田んぼに種を蒔き、そこで育て(約11ヶ月)、 翌年の3月に山間の小石等があるところに定植(移植)します。 そこでまた約3年位(32ヶ月)育てた後、収穫します。 松の消毒は、ハダニ、アブラムシが乾燥したところにつき易いため、6月〜9月初頃まで月2〜3回程度散布します。 松の生育については、7月頃(梅雨時)に雨が多いと、葉が柔らかくなってしまうそうです。 太さは、山に植える時の間隔(密集具合)で調整でき、間が広い程太いものが出来ますし、 逆に狭くすれば、細いものが出来ます。 大体どこでも、8p(細いもの)〜11p(普通)位の間で植えるそうです。 松の特徴としては、葉先を切るとその部分が黒くなるので、先が切り揃えられているものの中には、 早く痛むものもあるそうですし、痛んだ葉の為、切り揃えた場合もあるそうです。 豆知識 千両ではよくカマ付きという表示があります。 このカマの意味は普通の千両よりも側枝があり、 見た目には、全体が丸みを帯びた形となりボリューム感があるものを指すそうです。 又、枝南天は普通の水で水あげすると、 実が早く落ち易い為、泥水(他の花で、使った水等)で水をあげた方が、実の持ちが良いそうです。 |
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| さかき(榊)・ひさかき(姫榊)について ツバキ科 サカキ属 学名 : Cleyera thumb ツバキ科 ヒサカキ属 学名 : Eurya japonica 分布は本州(茨城県以南) さかきは暖地の山林に自生する常緑樹で、字を見てもお分かりの通り「神」と「木」を合わせた字ですから、 神さまに関わりのある木ということになります。 さかきの語源については、諸説があり神さまの聖域と人間界の「堺(かい)」を示す為の木、 つまり「境木」が転じたという説や「栄木」或は神聖な木を意味する「賢木(さかき)」が転じたとする説があります。 元々さかきは固有の植物名ではなかったようで、後に特定の木をさしてさかきと呼ぶようになったようです。 地方によっては、さかきが生育しない所もあったのでその地方では常緑樹である杉・樅(もみ)・樫(かし)等を代わりに使用しているそうです。 1年中常に青々とした緑を保つ常緑樹の枝が使用されるのは、 それが神さまの尽きることのない恩恵の証といわれるからだそうです。 (豆知識) さかきの葉の縁にはギザギザ(鋸歯)が有りませんが、ひさかきの葉には、少しギザギザがあります。 ひさかきはさかきに比べると全体に小さめなので「姫榊(ひめさかき)」、それが訛ってひさかきという説と、 さかきに似ているがさかきではないという意味の「非ず」説が有ります。関東では、ひさかきをさかきとしているそうです。 |
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| しきみ (樒)について モクレン科 しきみ属 学名 :Illicium amisatum 分布は本州以南 通常しきみは、高さ約3m葉は平滑、葉の付け根に黄白色の花を咲かせます。花弁は細く多数で香気が有ります。 仏前に供え又葉と樹皮を乾かして粉末とし抹香、又は線香を作り、材は器具等に使われます。 実は甘いのですが猛毒(アニサチン等を含む)で「悪しき実」と呼ばれこの「アシキミ」の「ア」が無くなったのが名前の由来と言われています。 しきみの種はしきみの実を、1ヶ月程袋等に入れて干しておくとパチパチと実がはじけてその中に出来ます。 その種を砂と混 ぜて日陰に置いておき、3月頃に撒くと6月頃に芽が出るそうです。 そして3月〜4月にかけて5cm位の間隔で畑に植え替えて2年程畑で育ててから今度は山に持っていき植えられます。 植える間隔は1m位です。 山には3年程置いておくので、草刈から始まって、害虫の駆除(消毒等)など手入れが大変だそうです。 (豆知識) 葉の粉末を酢や酒で練って外用として筋肉痛に貼ると鎮痛の効果有り。 又節分の豆を煎る時に葉っぱを1枚入れると魔がつかないと言われています。 又しきみは香がある為、お墓等にお供えすることは 、お香をたくのと同じ意味になるそうですし、 花や実には有毒物が含まれている為悪霊が退散し、更にその香で死臭を浄めるとも言われています。 |
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